夏号(第32号)
編集・発行 城西クリニック 通所リハビリ・通所介護
残暑お見舞い申しあげます。皆様いかがお過ごしでしょうか?
皆様の健康のため、やまびこが参考になれば、幸いです。
院長先生のお話
脱水症状について
人間の身体の約60%は水でできています。身体の中の水に含まれる成分は、濃度の差こそあれ海水の成分と同等であるともいわれています人の身体はその発生の中で、母なる海を抱えて生れてくるともいえるのです。健康な成人において一日に出入りする水の量は約2500mlで、食事や飲水で2200mlを摂り汗や尿便2400mlを排出するといわれています。このバランスが崩れるとむくみを生じたり脱水を起こしたりするわけです。身体の水分が足りなくなるとのどの乾きを感じ、水分をとるよう促します。しかしながら、年をとると、乾きを感ずるセンサーの感度が鈍くなることや汗をかくことやトイレに行くことを嫌うため我慢してしまうことが原因で、必要な水分を取ることが出来なくなってしまい脱水症に陥ります。脱水症に陥ると、身体がだるく食欲が低下し、頭もボーッとして起きていることが億劫になります。舌や唇は乾き、皮膚の弾力は失われます。このとき血管の中では、血液中の水分が失われるため、血液が濃縮され、血液粘ちょう度が上昇し、血液はどろどろとした状況になります。夏場に起きる脳梗塞は、このことに起因するといわれています。尿量も少なくなるため、夏場には膀胱炎など尿路感染症が起こりやすくなります。
脱水症にならないためには水分を摂ることをお勧めします。まず、水分は食事の中にも十分含まれているので、三度の食事を欠かさず食べるようにしましょう。一度にたくさんの水分を取ると尿量が増えるので、トイレの回数が気になる方は、こまめに少量の水分を取るように心掛けましょう。いつも水筒やペットボトルに飲み物を持ち歩くといいと思います。また、暑い時期は冷たいものを飲みたくなりますが、冷たいものを摂り過ぎると胃腸を弱くしてしまいます。室温で保存されているくらいがちょうどいいと思います。もし、とても暑い日に冷たいものを飲みたくなったら、冷蔵庫に保管されている飲み物より、室温の飲み物に氷をひとかけら浮かべて飲むようにして下さい。見た目も涼しいし、お腹を冷やす危険も減ります。また、甘い飲み物は肥満の原因になるだけでなく身体のビタミンを消費するため、暑さに対する抵抗力を減退させるので要注意です。
これからが夏本番です。脱水症に気をつけて暑い夏を元気よく乗り切って下さい。
午後のグループワークの紹介
七夕飾り
【願いがかないますように...】
一年に一度夜空でかなう願い…皆様色々な想いこめて、短冊作りました。
うちわ作り
【夏祭りが、楽しみです】
夏祭りに向けて皆様が、様々なスタイルの西瓜( すいか)、そして色々な想いの詰まった言葉のうちわを作りました。おいしそうな西瓜ばかりですね。ちぎり絵は難しいです!?
お知らせ
【手すり、位置変えました】
皆様を送り迎えする車が2台新しくなりました。乗りやすく、降りやすくする為に工夫されて います。
- 手すりつかみやすく、出っ張りなくし通路が広くなり、移動しやすく成りました。
- 乗り心地もより快適になりました。これからも、皆様の安全、安楽な送迎の為、努力していきます。
理学療法士さんのお話
こむらがえりとは
日常の治療場面の中で、患者様からよく質問される内容について、理学療法士の立場からお答えする第2回目は「こむらがえり」です。
「こむら」とは「ふくらはぎ」をさし、ふくらはぎにある下腿三頭筋が持続的に収縮(ケイレン)している状態を表します。筋肉が硬く緊張してゆるむことができないため、強烈な痛みをともなうことが特徴です。こむらがえりは、「ふくらはぎ」だけでなく、「太もも」や「すね」、「足の裏」など、全身の筋肉に発生する可能性があります。
【こむらがえりの原因】
スポーツ時におきるケイレンの原因は、筋肉に乳酸がたまる筋疲労だといわれています。また、運動により水分不足すると、体内の電解質バランスが崩れ(ナトリウム、マグネシウム、カルシウムの不足)、筋肉が過敏になって全身にケイレンが起きる危険性が生じます。一方、夜間や明け方のこむらがえりは、老化による循環機能の低下や体温低下(寒さ)による血液循環の悪化に起因していると考えられています。また、脳梗塞や脳出血の後遺症による麻痺やパーキンソン病などでは、病気そのものの影響により筋肉が緊張した状態になっているため、疲労や体温低下によるケイレンが起きやすいものと思われます。この場合、ケイレンが起きることが症状悪化を示しているものとは言えません。
【こんな時には要注意】
糖尿病をお持ちの方は、三大合併の一つ「糖尿病性神経症」により、末梢神経が障害され、「こむらがえり」が出現することがあります。「足が痛む、ジンジンする、しびれる、冷える」などの症状の有無や、血糖値の状態はどうなのかに注意し、速やかに主治医の先生にご相談ください。
【こむらがえりへの対応】
夜間や明け方に「こむらがえり」が出現したとき・・・・
予防:
- 冷やさないように肌着をはいておく。
- つりそうな感じの時は、就寝前に座布団や枕で足を上げて寝れば安心です。
- ふくらはぎや太ももの裏側の筋肉を緩めることができます。
- 血液の循環をよくするために、入浴は湯船にゆっくりつかりましょう。
- 寝る前に軽く筋肉のマッサージやストレッチを行います。
対策:
- ひざを伸ばし、アキレス腱を上に伸ばすように足首を上にそらし、ふくらはぎの筋肉を軽く伸ばします。
- 起きて床に立つかケイレンしている場所を軽く押さえます。
城西レクリエーション(夏編)
通所サービスでのリハビリメニュー
【園芸療法】
屋上にて様々な植物を育てております。育てる楽しさ、難しさ、そして実った時、咲いた時の喜びや、満足をデイケアの方々が味わっています。植物を育てる事がリハビリにつながるメニューの一つになっています。さあ皆様、興味がわいてきましたか?楽しく、手を取りあって育ててみませんか?さらなる皆様の参加お待ちいたしております。
【園芸療法の目的】
- 社会性の維持
- 生きがい、趣味・興味
- 生活能力の維持・自己評価
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